もうおやすみなさいブログ

みんなをおやすみさせるブログです。

私から切り出したけじめだからキャッチしてよ

僕も例に漏れることなく、30歳少し前から太り始めました。
年々右肩上がりの業績を残しています。
なぜ中年に差し掛かると太るのか、周知の事実ですが、基礎代謝が落ちるからです。使うエネルギーが減っているので、若い時ほど食べてエネルギーを補充する必要がなくなっているのです。僕はこういう風に人間を作ったのはあまりに殺生やで派でした。知能を与えて、とにかく飯をうまく作るマシーンに育て上げた挙句、「食ったら太って醜くなるよ」って…。僕は食べたいんです。ケビン・スペイシーに見つかったら殺されるかもしれませんが、僕は食べたいんです!食べたいんじゃ!
・・・と思いましたが、不思議な感覚です。なぜエネルギーとして必要ないのにお腹が空くのでしょうか?「歳のわりに食べ過ぎ」なのであれば、お腹が空くわけないのです。

「僕は本当にお腹が空いているのか?」

そういう考えにいたりました。そこで、お昼休憩にパンを3つ買った僕は(カレーパン・めんたいフランスパン・アップルパイ)真剣に改めて自分の胃と会話をしてみることにしました。

ひとつめのカレーパン。豚バラが入っているタイプでおいしいです。もぐもぐもぐ。

食べ終わりました。ここで僕は胃に尋ねます。「どうですか?もう満腹ですか?」

 

・・・・・・・・・・

胃「もう満腹です」

 

え!?

 

なんということでしょう。もう満腹でした。僕はお昼ごはんにカレーパンをひとつ食べるだけで、なんだか「別にもう食べなくてもいい」という感情になったのです。
でも、どうしましょう。まだめんたいフランスパンとアップルパイがあります。
買っちゃったものはしょうがない。僕は「別にもういいよ」という胃を無視してめんたいフランスパンを食べます。明太子が異常においしいです。そして調理パンで塩分を取ったあとは甘いもので締めます(ハート)アップルパイ!これもまた甘酸っぱくておいしいです。

 

 

ひとしきり食べ終わった僕は思いました。

 

 

 

僕はデブの道に入ってしまっている。FATMAX怒りのデブロードである。と

 

最初のカレーパンを食べたとき、あのときは紛れもなく空腹でした。空腹を満たすために食べました。しかし残り2つについてはどうでしょう。「だって買っちゃったんだもん」という言い訳をしつつ僕がしていた行為はおぞましいものでした。あの時の僕、めんたいフランスパンを食べ、締めにアップルパイを食べていた僕の中で満ちていたのは「快楽」でした。そしてわかったのです。僕の食事には「快楽」を満たすためのものが多いと。日々の虚しさ。何かをしなければならなかった気がするが、何をするか忘れてしまったようなあの虚無感を埋めるために僕は飯を食っていたのです。

ジーザス。

 

僕は変わろうとしています。もう「空虚な感覚を埋めるための欲望」に付き合うのはやめました。自分の中の欲望に付き合うということはつまり「欲望の奴隷」なのです。
欲望という名のオークに犯され続ける女騎士ということです。
これからは「お腹が空いたときにしか食べない」これをスローガンにして日々を歩んでいきたいと思います。

おやすみなさい

 

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