もうおやすみなさいブログ

みんなをおやすみさせるブログです。

無邪気な心で私を笑顔へ導いてほしいの

今の職場は雰囲気がいいです。穏やかな空気が流れていて、「お前もう帰れ!」とか「何年やってんだお前は!」とか「クソが!」とか「もういいです。800万円返してください」とかそういう言葉は聞こえてきません。精神的な苦痛がなく、快適に働けています。でも、今までほとんどの職場がそうでした。最初は嫌なところが見えないのは、恋愛も仕事も同じですね(言い過ぎかな?チャオ!)

そういう気持ちなので、手放しで入っていけないというか、少し俯瞰で見ている僕です。嫌な言い方をすると、疑っているのです。こういう雰囲気が本当のものだったらいいなあという希望があるだけに、傷つきたくもないです。

 

そんな気持ちの中、先日ある小さい出来事がありました。

ここでは、会議から戻ってきただけで「おかえりなさい」とみんなが一声かけます。課長が会議から戻ってきました。

僕は、その時何故か眉毛がかゆくなってしまって、右手で右の眉毛をかきながら「おかえりなさーい」と言いました。ほぼ無意識にそうしたのです。すると、その課長が

 

「あ、これはどうも」と言って僕に敬礼をしたのです。

 

一瞬何が起こったのかわかりませんでしたが、4秒後に気づきました。

僕は右手で眉毛をかいていただけなのに、それが敬礼に見えたんですね課長。

 

それを理解した瞬間、僕は机におでこをつける形で笑いを我慢しました。

 

まず、なぜ入社2週間足らずの僕が急に「おかえりなさい」と言いながら敬礼をすると思ったのか。

次に、例えば本当に敬礼をしたとして、それは「なんで敬礼してんの?」って突っ込むところなのではないか。

 

上記2点を通り越して、そのまんま敬礼をして返す課長に僕は「なんて心のきれいな人なんだ」と思ったのでした。

 

笑ってはしまいましたが、同時にすごく嬉しい気持ちになったのです。

 

その人間の本性の部分っていうのはこういうとっさの時に出るものかなって思っているので、なんだか嬉しかったのです。

(もちろん、本性がクズで未熟でも頑張って理性で抑えながらなんとか成長しようとしている人もそれは立派だと思う)

 

とりあえず幸先はいい感じです。どうかこの場所が僕にとって居心地のいい場所になってくれますように。

 

おやすみなさい