もうおやすみなさいブログ

みんなをおやすみさせるブログです。

WindowsからMachintoshへ

自分が個人的に使用するPCをWindowsからMacに変更中です。ネット検索で死ぬほど出てくるありがちブログですが、僕も書きます。

先日、WindowsからMacに変えた理由を聞かれることがありました。その時の僕は「Windowsにすごくイライラしてきたから」という理由を出しました。これは嘘ではなく、なんだかよくわからない動きをみせるWindowsに嫌気がさしてきたことは確かなのですが、何かもっと決定的な理由があるような気がしたので、少し考えてみました。

僕のWindows歴は長く、初めて自発的に触れてみようとしたものは、実家の家族共有PC・Windows MEです。そこから約20年くらいずっとWindowsです。使い続けた理由はWindows機の方が安いということが大部分で、わざわざ高いMacを買ったところで性能的なメリットはほとんどない。と結論づけていたため、20年間Macに乗り換えることは考えていませんでした。この20年の間で何度か「Macお勧め人」と出くわしたのですが、彼らの言葉には乗り換えさせる決定力がなく、「やっぱWindowsでいいや」に至ることばかりでした。彼らがMacを選ぶ理由はだいたい以下のとおりです。

Macはおしゃれ」

「液晶が綺麗」

この2つのために同様のスペックで2倍ほどするMacを買って、Google検索とiTunesで音楽を聴くのみに使っているような人を見ると、自分とは違う感覚の持ち主だなと切り捨てて考えていました。
歪んだ考えだとは理解していますが、こういう人は戦に行く時に、かっこいいという理由だけで長刀を持っていき、小回りの効く短刀使いに数秒で斬り殺されるような人に見えて、むしろダサいなって思ってしまいます。(いわゆるスターバックスMac人)

ただ、こんな感覚を持っている僕が、今、Macに変えて1年間使ってみて、Windowsより優れているところはどこかと聞かれると、「本体デザインが綺麗」「液晶が綺麗」の2つしか出てきません。たしかにWindowsのような「なんでこの設定がここにあるんだよ!」とか「この処理にどんだけ時間かけてるんだよ!」というイライラは減った気がしますが、それよりも先にたつMacのいいところは先の2点だと思います。

結局Mac人と同じ結論に至って愕然としております。僕も多くのワナビーと同じく、なんとなくよさそうだからMacに移行したのでしょう。

ただ、このまま今回の記事を終えてしまうと、あまりにダサいので、少し言い訳めいたことを言いたいと思います。

自己顕示欲やブランドステータスを満たしているわけではないよ。と言いたい。これはぜひ周りの人にも伝えてほしい!お願いいたします!
道具が洗練されているということが「心地よさ」や「やる気」を満たしているのです。
僕はこの「なんとなくかっこいいから好き」を今まで決して許しませんでした。ガワに囚われず、本質の部分を見ていたいという欲求が強かったからです。もちろん今も本質を見たいという気持ちに変わりはありませんが、それと同じくらい表面的なものも大事であるとわかりました。
Macを使ったことでより考えがカタチになりましたが、そういえばうっすらとそういうことを気づかせてくれたことに、HUNTERxHUNTERの念能力があります。
フランクリンは指を全て切り落として、ダブルマシンガンを放ちますが、指を切り落とした理由が「より威力が出そうな気がする」というクレイジーな理由でした。
でも、今ならこの重要さがとてもよくわかります。

なんとなく好きだから
なんとなく嫌いだから
なんとなく居心地がいいから
なんとなく立ち去りたくなったから

きっと直感は言語にしたり、ロジックに当てはめることが難しいからこうなっちゃうんでしょうね。
この曖昧さはもっと大事にしていきたいと思います。

おやすみなさい