もうおやすみなさいブログ

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イルでいる秘訣知ってる

日本酒の徳利を求めて歩いてたら、博多駅が桜をモチーフにしたイルミネーションを実施していました。イルミネーションは誰が考えたか知りませんけど、素晴らしいものですね。労力はかかるけど、特殊な資格は必要なく、つけちゃえば大概キレイです。僕イルミネーション好きや。

博多のイルミネーションは壁面?でか液晶?よくわからないけどでかい画面が映し出されていて、その映像でも桜が舞っています。こういうのも好き。博多駅は昔「シャレトンシュワ」を3回くらい繰り返していたので少しイラっとしましたが、このイルミネーションはあっぱれ!これには僕もご満悦。

僕はキレイ!と思ったからと言ってすぐにiPhoneカメラを出したりはしません。なぜならスナフキンが「素敵なものは写真には撮らない」みたいなこと言ってて、あ!ってなったからです。だからまずはじっくりとこのイルミネーション空間を漂います。できるだけ無垢に。無垢な表情を心がけます。もちろんみんな友達や恋人と楽しんでいますがそんなの関係ないよって。キレイなものは一人だって感動するでしょ。純粋に美しさを楽しんでいるんだよっていう気持ちを無垢な表情とミックスさせました。この博多駅のだれひとりとして僕に対して哀れさを感じることは許しません。なめんなよ。

さあひとしきり光を浴びたあと、そこでようやくカメラです。スナフキンの教えからすると撮ることすらワックって言われそうですが、スナフキンはラッパーじゃないからそんなこと言わないよね?
さて、どの角度で撮ろうかなとさらに周囲を練り歩きました。(無垢な表情は継続)
桜のイルミネーションごしに映像を撮りたかったんですがこれがなかなか難しくいいポイントが見つかりません。全部入るけど、電気のケーブルが入り込んでしまったり、映像は大きく入るけど、桜の木が入らなかったり、探し回ること10分。ようやくいい構図ポイントを見つけました。さあ撮るぞ!インスタグラムに春を呼ぶんや!と、思ったところで、シャッターボタンの指が止まりました。

映像が切り替わったのです。
しかも、イルミネーションを見ている人たちを画面に映しているあの大リーグのキスさせるやつをおっぱじめたのです。
企画としてはいいよ。ほとんどの人は楽しいやろ。誰かと来ている人はいい思い出になるでしょ。テンションもあがるでしょ。
でも今日の僕にとっては、うんこ演出なのね。
なんで俺が全然知らん男女が映った画面をインスタグラムにあげないけんの?
桜とか入ってご当地プリクラみたいになってる画像をインスタグラムにあげないけんの?

画面が切り替わることを祈って5分待ちましたが、ずっとうんこ演出が続いたので、僕は結局1枚も写真を撮らずに帰りました。
無垢な顔したおじさんがiPhoneをサッてかざすだけかざして、何もせずに帰りました。

ちょっと最近引きが悪いです。パワーストーンでも買おうかなと思った日でした。

おやすみなさい