母からの電話と植物

ブログとは不思議なもので、一生書くぞ！って思ってはじめても３日で飽きて放置し、そして半年後にまた書きたくなります。
半年も経過していると、どうせなら新規一転して新しいブログで一生書き続けるぞ！と新ブログを開設し、また３日で飽きます。ですから僕のブログはインターネット上のいたるところに放置された状態でいます。なんだか自分がやたら子種をばらまく王様のような気分で罪悪感と支配感のはざまでドキドキ。

今回ブログを書いたきっかけは、最近自分が何をして生きているかわからなくなってきたからです。先週何してた？と聞かれると何一つわかりません。それって若年性ハイマーンじゃないの？って思われるかもしれませんが、いやいやそんな雰囲気ではないです。エロいハプニングとかは覚えているのですからね。
でもエロいことが起きなくったって毎日を地味でも味わって生きたい。そういうピュアピュアピュアな気持ちが今回のブログ開設の動機です。

さて開設１日目の今日は特に何もありませんでしたが、なんとか見つけてみます。

今日は母親から電話がありました。母親は「iPhoneとスマホの違いはなに？」と言っていました。僕は今こそ「ウォークマン」と「ポータブルプレイヤー」の例えでわかりやすく説明するんや！と意気込みましたが、母は基本的にずっと話続けるのでゆっくり話を聞くことができませんでした。僕は「根本的には一緒よ！」と人類みな兄弟的な大づかみ表現で乗り切りました。
母ももう70歳です。昔、母に対してがっかりすることがあった時に兄に相談したことがありました。「どうすればわかってもらえるのかな？」とたずねる僕に兄は「もういい歳だから今から無理に変えようとしないほうがいい。できるだけ刺激を与えず穏やかに過ごせるようにすべし」と言っていて、その時僕は、なんだか母親を見捨ててるみたいで嫌だなって思ってたのですが最近はその兄の考えもわかる気がしてきました。

相手へ期待することが愛なのかなと思っていたのですが、綺麗な花を咲かせるために必死で手入れをするより、毎日ポジティブな言葉や音楽を聴かせてあげて、あとはほったらかしておいた方ががなんだか幸せな結果になりそうな気がしています。

おやすみなさい。