オタがオタとくっつくなら別に問題なし

先日、職場の飲み会が開かれました。今回はインターンの大和男が入った珍しい会でした。彼を最初見た時の印象は、大槻教授の若かりし頃という感じでした。
新参者がいると確実に話題はそちらに向きます。加齢臭の線ギリギリの男たちが矢継ぎ早に質問を投げかけます。

彼の小さいころの夢は「ガンダム」になることだったそうです。モビルスーツ自体になりたいというところに哲学を感じかけましたが、その後、今は「マクロス」になりたいと言ってて、あーこの歳ですでにこういう場所の「掴みのギャグ」を持参しているんだな。と思いました。
ここまではある意味想定内です。大槻教授に似ているとか冒頭にぶっこむくらいですから、僕は彼のことを、おそらくキモオタなんだろうな。と思っていたのです。
しかし、次の質問の答えでこの認識は間違っていたことを知ります。

「彼女いるの？」

僕はなんならその場で「いらないよな彼女なんて！モビルスーツには生殖機能ついてねーっつーの！」と言おうとせんばかりでした。

しかし、彼は

「２年前までいました」と言ったのです。

え！？童貞じゃないの！？童貞だと思って話してたのに！

さらに驚くべき話が続きます。僕は、震える手を抑えながら、彼に聞きました。

「どうやって出会うの？どういう経緯で付き合ったの？」（震え声）

「その時はセキュリティキャンプっていうイベントで知り合いました！」

い、イベント！？イベントで女性とお知り合いになる！？こ、こいつ！
さらに続きます。

「でも、最近はSNSで出会うほうがうまくいく気がしますね！Twitterとかで、音楽フェスのハッシュタグつけている子にリプライで会話してみるんです！そうすればすでに趣味が合っていること前提ですし、話もはずむんですよね！そこからDMでLINEIDを交換して、実際会ってみるんです」

なにこいつ！

急にイライラしてきました。マクロスになりたいって言いよったやねーかさっき！時空要塞になりたいって言うからてっきり献身的なやつかと思ったら、悪魔ソーシャル怪人ファッカソン（FUCKASON）やねーか！！
※SNSをハックしてファックするから

SNSを楽しんでる淑女のみなさまはどうぞお気をつけください。どうしても不安な場合は僕にご連絡ください。僕とはすぐ会いましょう。すぐに。

おやすみなさい