桜と大学生

先日お花見をしました。今年は開花してから雨が降ることなく、というか降らないどころか曇ってすらいません。開花前に一旦気温がめちゃくちゃ下がった時は、頭おかしいのか？って気候に対して思いましたが、多分この快晴日和のために一旦下げる必要があったんですね神よ。

さて、お花見ですが、隣のシートがTHE大学生でした。もしかしたらTHE専門学生かも。
人間をカテゴライズして考えることが僕の悪癖ですが、どうしてもそうやって考えてしまいます。おじさんになるまでの間に、お酒を飲む大学生もたくさん見てきました。俯瞰で見ていると、昔の自分と照らし合わせたりして、胸にざわざわが迫ります。基本的に集団でお酒を飲む大学生はうるさいです。ただ、このうるささの中にも種類があることに気づきました。

１・いつでもどこでもお酒を飲むとうるさい

一人暮らしをはじめて、ザ・ワールドイズマインとなってしまった人が陥りがちです。何もかもが楽しく。かつ、そこまで他人との隔たりを持たないタイプなので、メンツや場所関係なく騒ぎます。いわゆる「大学生」というのはこれだと思います。

２・身内の時だけ異常にうるさい

知らない人がいたり、いまいち合ってない集団との席では、軍師のように静かです。一方で、自分と感覚が近い人間の集まりの時は、めちゃくちゃうるさいです。普段感性が合わないからこそ出せなかったギャグなどを解き放ちます。大学生の時の僕がこれでした。家に友人を呼んでウイニングイレブン６（PS2）をやってた時は窓全開で叫ぶ・手を叩くなどのビッグアクションをしていました。そのあと隣に住んでた４年生にガチギレされたのは今思い出しても情けないです。

３・いまいち溶け込めてないがうるさい

自己顕示欲と自意識の強さからうるさくなっている人です。全然知らない他グループに絡みにいったり、突如相撲を取り出したり、痛い系の罰ゲームを始めたり（背中を叩くなど品質が最悪）します。上記１・２と違うのは、うるささの中に「意図的」なものが見え隠れするところです。「見て！俺に注目して！俺今、こんなことやってます！」という感じ。これが一番見ていて気持ち悪いです。微妙に参加している集団からも浮いています。会話によって輪に入ることができないタイプなのでしょう。何か突飛なことをすることで注目を集めようとしているのです。

この３を発見した時、イラってします。が、なぜイラってするのかということを考えると、僕の中にその要素があるからなんでしょうね。同族嫌悪の「シャドウ」の方に引っかかるんでしょう。イラっとすることが日常に多い人はこの「シャドウ」が多い人だと思います。自分の中に「こうあった方が美しい・素敵」と言った美学や理想みたいなものがあって、それに自分を従わせて生きているので、無意識の「自制」が強いんでしょう。
うんこしたいけど、ここでしたら汚いし臭いし人の迷惑になるからやめよう。って過ごしているのに、目の前で思いっきりうんこされたらイラってしますよね？そういうことです。
できるだけ日常にイラついて生きたくないので、どうにか対処方を見つけたいのですが、「うんこしてるやつがいたっていいじゃない」と許すことしかないような気がします。

でも、僕はまだチャクラが開ききっていないので、当面無理な気がしています。

おやすみなさい