もうおやすみなさいブログ

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食事のマナー

今日のお昼は鯖を食べました。骨が多い魚を食べるといつも思い出すのがこの食べ方です。

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Powerd by 板垣殿

 

こういう風に食べることができたためしがありません。
そういえば焼き魚の食べ方をきちんと習った記憶がありません。「骨は出すのよ」くらいだった気がします。よく考えれば「骨は食べない」というのは北京原人でもやっているのではないでしょうか。ちょっと恥ずかしいですね。

マナーというものにたいして少し興味があります。
「マナー」というものは一体どういうものなのでしょうか。いわゆる「常識」や「作法」と呼ばれるものですよね。この2つって誰が決めたの?という話になりやすいものだと思います。マナーがなってない!って怒られても「マナーって誰が決めたの?誰が作ったかわからないルールにしたがって生きるの?」とか言う人は一定数いると思います。多分中指にスペードマークのタトゥー入れちゃったりするんでしょうね。
僕はこの考えはナンセンスだと思っています。マナーとは何か。マナーを否定的に捉えればその中指タトゥーみたいな考えになるでしょう。しかし肯定的にとらえてみると、とても思いやりと美学に基づいた行為だと思うのです。

これは冒頭の漫画「はんまばきちゃん」でも言ってことですが、「素材」「命」「採集したものの技術」「調理人の思いやり」そういった、この食べ物に携わったものに対する感謝の体現こそがマナーなのです。はぁなるほどって思いましたね僕は。
でもきっとこういう人がいるでしょう。「感謝の気持ちなんて自己満足じゃん!口で気持ちを伝えなきゃわからないよ!」えーこういうことを言う人はあれですわ。あのー...女性作家のエッセイ読みすぎです。
僕は人見知りなんです。そりゃもう齢34になりますからね?言うことはできます。
「すみません。シェフをおよびいただけますか?」で握手。
やろうと思えばできますよ?でもね、きっと僕はこれをするために前日から家で練習しなくちゃならないでしょう。真っ暗な部屋でね。人見知っとるんよ。わかるやろ?
そんなデリケートデリカシーピュアな人間でも、押し付けがましくなく、言葉を交わすことなく、思いを伝える食事方法。これこそがマナーなのです。

完全に決まった。

 

これからはきちんとしたマナーを学んで、思いやりのある食事を心がけたいと思います。ただ、僕は口がしゃくれているので、ハンバーガーだけは絶対に綺麗に食べれませんが、そのことは許してくださいね。

 

おやすみなさい